話し方講座

今日は仕事前に昭和女子大学で青木幸子先生の人を魅了する"上手な話し方"講座を受けて来ました。年々コンサートや生徒さんとの発表会など人前で話しをする機会が増えているのにも関わらず自他共に認める話し下手な私に何か少しでも抜け道が無いか探しに行きました。
青木先生は元々九州大学で心理学やカウンセリングを担当したり、昭和女子大学ではアナウンサー志望の生徒さんを指導したりとこの分野のプロ中のプロ。私は残念ながら仕事で途中までしか受講出来ませんでしたが先ずは先生のオープンな雰囲気が今回の講座の最大のキーポイントかなと思いました。とにかく全てを受け入れてくれる雰囲気なのです。それは豊富な知識とご経験からどんな風にでも先生は言葉を返せてしまうといった様子でした。
私は人前で話す時、話したい事をすべて、例えば、皆さんこんにちは。から台本を書きます。勿論お客さまやコンサートの雰囲気をイメージし書くわけですが、その場の空気感はその時にならないとわからないのに真面目に準備してしまいます。それにより準備した台本とその場の空気感が合わないと感じた瞬間言葉が出て来なくなる事がしょっちゅうあります。今日の講座の最初に参加者全員で一つの言葉からイメージする言葉を瞬発的に発していくレッスンもありましたが、大事な事は一つの物事を色々な方向から柔軟に見る事、そして何事も相手の居る事ですから想像力を働かせて自分と違って当たり前と受け入れる事、あとはもし自分が話しを聞く時は分かりやすい方が楽なので、今日教わったポイントを抑えれば少しはこんな私でも上手く人前で話せるんじゃないかと思いました。
音楽に置き換えたらどうでしょう...
私はアンサンブルがとても好きです。曲によりますがアンサンブルは合わせを沢山するよりも本番での臨場感を共演者と味わいたいタイプ。少しでもアンサンブルを楽しむ為に個人の準備は念入りにします。と思えるのは共演者を信頼しているからで、信頼し身を任せるのも大事な事です。
コンサートトークもお客様と作っていけば良いんですね。
どうしても専門外の事となると頭が硬くなり不器用になりますが、きっと同じ事だなと思いました。話す時の準備の仕方やマインドを変えてみようと思いました。