ロマン派室内楽の響き〜師匠方から思う事〜

今年の出来事は今年中に記録しておこう、と昨日からブログを書いてます。9月にウィーンよりヴォルフガングダヴィッドさん来日に合わせた恒例の室内楽コンサートが加賀町ホールで行われました。恒例の、と書いたのは2020年のコロナ前までは帰国した2017年より毎年ヴォルフガングさんとは室内楽を共演させて頂く事で私の中のヨーロッパ生活を絶やさない大事な機会でした。しかしコロナになり3年間ヴォルフガングさんには会えず、去年ようやく3年ぶりにご一緒させて頂き、今年はシューマンのピアノ五重奏、ドヴォルザークの弦楽四重奏アメリカをしました。またピアニストにはウィーンで研鑽を積み私よりうんと若いですがとても優秀な神足麻由さん、ビオラに白井英峻さん、チェロに白井彩さんを迎え本当に濃厚な室内楽、音楽での会話を楽しみました。ビオラとチェロの白井さんのお父様は私が学生時代長年お世話になった白井英治先生のご家族ですが、私が師事した先生方はずっと第一線で活躍する現役奏者をしつつ、私を育てて下さった様に指導の分野でも大変愛情がありました。先生方が忙しくてもしっかり面倒見てくれるのは"音楽側の人だから"といつからか思うようになりました。音楽の神様たちは指導にも手を抜けません。実は私は4、5年前はずっと演奏していたい、比重を指導よりも演奏の方に、と思っていた時期がありました。しかし今は違います、演奏する時間が尊いのと同じに指導させて頂く事にやり甲斐を感じています。当時ある先生が私に指導する機会も大切にしなさい、と仰って下さった事がずっと頭の中にあり今はお教室も構える事が出来ました。話しが少し逸れてしまいましたが、私が先生方から受け取った事は私の生徒たちへ渡したいと思います。
動画はアンコールで演奏したロンドンデリーです。

https://youtu.be/oezzJI2WYvM?feature=shared