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【お知らせ】2024年2月24日(土)ジョイントコンサート

2024年2月24日(土) 14時よりふるさと新座ワンコインコンサート「大塚野乃子・三浦コウ ジョイントコンサート」
があります。以前私たちのデュオを聴いて下さったホールの方からお声がけ頂きホール主催のコンサートに出演させて頂きます。
なんとワンコイン!!絶賛チケット発売中です。
内容はまた追って発表したいと思います。

先日5年ぶりに暗譜の壁を越えました、、。最後に暗譜で人前で演奏したのは2018年の帰国コンサート。そこから自分に都合のいい言い訳を立てずっと避けて来ました。沢山練習しているのだから忘れるわけ無いのにもし一音も思い出せなかったらなどネガティブなイメージばかり湧くのです。近年良く一緒に演奏しているピアニストがいつも何曲も暗譜で完璧に演奏していたり、ヴォルフガング先生はソナタも暗譜、この2人の頭の中はどうなっているのだろうといつも考えてしまいますが、私も彼らと同じ人間、きっと出来ると自らを鼓舞し先日なんとか暗譜で弾き切りました。(たったの小品一曲ですが)ピアノは左手が分からなくなると暗譜が飛んでしまうらしいですが、私の弾く曲は殆ど単旋律で(片手のようなもの)音数も少ないのになぜ出来ないのか考えたところ、慣れないポジションを使うと頭がパニックになり暗譜が飛ぶ様です。ボーイングを迷ってしまう場合もありますが、それよりもポジションの認識が弱いと理解してからは、演奏しながら今どこのポジションを使っているのかをより一層考える様になりました。そして本来なら出番直前まで共演者やスタッフと談笑していたいタイプですが話している場合ではありません、、舞台裏から演奏する曲を一人壁に向かい歌い、お辞儀しながらもチューニングしながらも歌い続け本番の演奏に入りました。このくらい私にとってはおお事でした。でも上手くいき本当に嬉しかったです。来年も怖け付かず暗譜に挑戦して行きたいと思います。